新思潮No.148 2018年1月号より②
―小樽吟行(2017年10月15日)―
小樽吟行の行程表は下記の通りです。
9:00ホテル出発→船見坂→小樽運河→小樽港倉庫郡→ステンドグラス美術館→市立小樽文学館→昼食→北一ヴェネツィア美術館→北一硝子三号館内ティータイム →15:00頃解散 参加者14名、それぞれ吟行句5句のうち1句ずつご紹介。
旅人の詩の断片を石畳に吉見 恵子
なくなったことを見に行く海猫屋八上 桐子
石垣の苔生す青の人面魚新井 笑葉
青き日に失くした影を拾う街氈受 彰
一対のグラスに宿る時のうたかた山崎 夫美子
五呂八や鼻こすりあげ遠見する鮎貝 竹生
ゆうらりと船見坂より雪崩れんか中野 千秋
廃線の線路をまたぐ白い虹秋田 あかり
ふりむけば風の機関車くる路を岡田 俊介
金箔の空のかけらかガレのとんぼ澤野 優美子
積み残された曇天眠っている倉庫西田 雅子
小樽夕景川も歴史も流れ流れる吉田 健治
吟醸酒キリコにしたたりの慕情伊藤 寿子
マフラーを巻く海風(うみかぜ)の渦となり杉山 夕祈
2018.2.1

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